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いろんな職業の人形をはじめ、夫婦ペアになっているものも多く、衣装もフォークロアで帽子を被ったり小物を持ったりとそれぞれに凝って作られているが、話によると19世紀頃から存在していたらしい。
またユニークなのはそのキャラクターだけではなくて、人形を売る屋台も独特である。人形たちはひな壇のような結構高さのある段々に飾られ、売る人が一番上の真ん中から顔を出して見下ろしているようなスタイルなのだ。
顔はボコボコ手足はしわしわだけど愛らしくて憎めない?『ツッヴェッチゲメンライン』。クリスマスマーケットのお土産としても人気だそうだ。ニュルンベルクのハウプト広場ではストールは(8つぐらい出ていると思うが)主に美しの泉や教会正面のステージの付近に集められている。

ちなみにツッヴェッチゲメンラインのイラストが描かれたエコバックも売られていて、これはお土産を入れるのにもいいしオススメだ。

期間限定であり週末でもあるからかドイツや近隣の国から訪れる人が集中し、島へ渡る船の便が次から次へ増発される。船が着く広場は大勢の人で賑わい、白い鐘楼が印象的なベネディクト派の修道院の方へ人の波は続いていく。島を横切った向こう側の通りにもストールが並び、一番奥に設けられたステージからは楽しい音楽が聞こえてくる。
しばしこの喧騒を逃れて島をぐるりと囲む素朴な散歩道を歩いてみよう。自分(たち)だけのとっておきの場所を見つけて夢を見たり語り合ったりするのが、この島でのロマンチックなクリスマスの過ごし方なのかもしれない。
★フラウエンキムゼー島のクリスマス
http://www.christkindlmarkt-fraueninsel.de/english/
☆マーケット開催中の週末、修道院ではクラシックコンサート(有料)も行われるが当日は完売しているので前もってプリーンのチケットオフィスで買っておく必要がある。

チェスキー・クルムロフ(チェコ)のスヴォルノスティ広場のクリスマスツリー。大きなツリーの横に、既にその日は閉店したらしい屋台がちょこんと3つ並んでいるぐらいで、いわゆるクリスマスマーケット的なものは行われていなかったが、バスを降り門をくぐって聞こえてきたヴルタヴァ川の水の音がこの小さな町への期待感を膨らませてくれた。

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